モンシロツマキリエダシャク

春、「あぁ、今年も蛾の季節がやってきた!」とワクワクする自分がいてほっとする。
初雪の日にも、同じように感じる。ある日突然空から降ってくる雪に地上が埋め尽くされて、別世界となる感動、驚き!
茨木のり子の詩に『自分の感受性くらい』があるけれど、どんどん年老いていく自分にそんな感受性が残っていてよかったと思う。
コロナ禍で、どうにかしなきゃと始めたテイクアウトがそれなりに需要があって、それに伴う作業が増えてしまって、なかなか虫探しにも行けなくなってしまった。ギターももう二か月以上弾いていない。
あぁ、でもね、そんな私に神様が与えてくれたプレゼント。鉢植えのヴィオラに水やりしてたら、モンシロツマキリエダシャクが!
これは春の蛾で毎年必ずといっていいほどよく見られる蛾。花の蜜を吸っているのを見たのは初めて。あぁ、シーズン到来だぞ。嬉しい!
今夜の音楽はアルゼンチンからNahuel Pennisi で『 Primavera』
この記事へのコメント
どんな状況の時にも 感受性を持ち続けるのは大切なこと!難しいけれど。
蛾や蝶や花や虫や 色々探したいですね!
こちらもワクワクです。詳細は「もっちゃん」の方で!
ナウエル・ペニッシは盲目のギタリストで歌手です。
きっと、耳で聞いた音を自己流で再現していたら、こんな奏法になったのかな?なんて私は思っていました。
どちらかというと古いフォルクローレが好きな私ですが、彼の演奏のラスゲアードやカットなど、フォルクローレ!と感じられる瞬間がとてもいいです。